「着衣着火から自分の身を守るために」リーフレットを作成しました！

2022/12/28（2022/12/28更新）

～正しい対処法を身につけましょう～

気付き 2.png 調理中のガスコンロの火や仏壇のろうそくの火が、自分の着ている洋服の袖口のなどについて燃え上がる現象を着衣着火といいます。

　きちんとした対処法を知らないと、火を消せないどころか、かえって火が大きくなってしまい、最悪の場合、大切な命を失うことも・・・。

そこで、アメリカの消防士たちが考えて日本にも徐々に広まりつつある、万が一、着衣に火がついてしまった場合の対処法「ストップ、ドロップ＆ロール」をご紹介します。

　アメリカでは、子供のころから、「ストップ、ドロップ＆ロール（止まって、倒れて、転がって）」という合言葉をキーワードに、着衣着火への対処法を教育しています。

　正しい対処法を学び、有事の際に備えましょう。

走らない.png

自分が着ている洋服に火が燃え移ってしまった時には、絶対に走ってはいけません。
走ると風が起こりかえって火の勢いが大きくなります。
また、衣類についた火をはたいて消すことは困難です。
衣服を脱いだり、水をかけるなどして消火しましょう。

近くに水がない場合は、「ストップ、ドロップ＆ロール」を実践しましょう。

ストップ.png

火の勢いを大きくさせないために、走り回らず、その場に止まる。

ドロップ.png

地面に倒れこみ、燃えているところを地面に押し付けるように、体と地面をくっつける。
体と地面との間にできるだけ隙間ができないようにする。

ロール.png

地面に倒れたまま左右に転がる。
転がることで洋服についた火を窒息消火させる。
転がるときは、顔を両手で覆い、顔へのやけどを防ぐ。

リーフレットを作成しましたので、ご自由にご活用ください。

エプロンやパジャマなどの衣服に防炎品を選ぶと、着衣着火による被害を最小限に止めることができます。

着衣着火の再現映像や注意喚起などが、以下のページから確認できます。