岩手県央消防指令センターについて

いわて消防指令センター運用開始のお知らせ

令和8年4月1日から盛岡地区の119番通報は、岩手県内10消防本部(盛岡地区・宮古地区・釜石大槌地区・奥州金ケ崎地区・久慈地区・花巻地区・北上地区・遠野地区・陸前高田地区・二戸地区)が共同で運用する「いわて消防指令センター」で受付します。

住民サービスの向上

映像通報システム「映像119」

「音声」から「映像」へ。現場のリアルな状況を、瞬時に消防指令センターへ共有。

「駆け込み通報装置」の設置について

消防署庁舎の入り口に、新たに駆け込み通報装置が設置されます。この装置は、受話器を上げるだけでいわて消防指令センターに直接つながる緊急通報用の設備です。

指令センターでは、通報者の映像を確認しながら、状況を迅速に聴取し、必要な対応につなげることができます。庁舎入口でどなたでも利用でき、万一の際には安全に通報が可能です。地域の安心につながる設備として、もしもの際にはご活用ください。

ホームページ連携機能

災害・防災情報をホームページへ自動連係。住民へ「迅速」かつ「確実」に周知。

「盛岡広域消防本部ホームページ」の追加機能について

災害出動状況

いわて消防指令センターと連動し、地域で発生した災害出動状況が自動的に表示されます。

※視覚障がい者向けの音声読み上げ機能あり

気象警報・注意報

気象台から最新の警報・注意報データを取得し、自動で気象情報を表示します。状況に応じて注意喚起メッセージも表示され、住民への防災意識向上や早期行動につながります。

熱中症アラート

環境省が発表する「熱中症アラート」と連携し、岩手県に発令された際は自動的に通知が表示されます。危険な暑さへの早期注意喚起を行い、住民の健康被害防止に役立ちます。

災害対応力の強化

【国内初】「盛岡モデルの消防・ヘリ高機能動態管理システム」について

東日本大震災での教訓を踏まえ、今後想定される大規模災害に備えるため、盛岡広域消防本部が中心となり開発したのが「盛岡モデルの消防・ヘリ高機能動態管理システム」です。

総務省消防庁、JAXA、岩手医科大学附属病院などの協力により、消防・消防防災ヘリ・ドクターヘリが同一のプラットフォームで情報を共有できる国内発の仕組みを実現しました。

ヘリや消防・消防団車両の位置・活動状況をリアルタイムに把握でき、迅速で正確な出動判断や連携を支援します。

この仕組みは消防団にも有効で、山火事や山岳救助などの現場指揮本部で、ヘリ位置情報の確認や消防隊の活動エリアの把握に活用でき、安全で効率的な活動につながります。

広域災害にも対応できる新たな防災モデルとして、地域全体の防災力向上に大きく寄与します。

「スターリンク衛星回線」の導入について

地域の通信強化を図るため、8市町の消防庁舎に衛星通信サービス「スターリンク(Starlink)」を導入します。Starlinkは米国SpaceX社が運用する低軌道衛星通信で、能登半島地震でも被災地の通信維持に大きく貢献した実績があります。

盛岡広域消防本部では、指令及び無線のバックアップ回線として全国に先駆けてKDDIに提案し、導入を実現しました。地上通信が被災しても安定した通信を確保でき、災害時には指令センターと各署所・無線基地局・現場を確実につなぎ、消防指令や無線通信を強化します。

また、庁舎内のWi-Fiを維持し、BCP(事業継続計画)を支える強固な通信体制を構築します。被災地域の「通信の孤立」を防ぐ、災害に強い重要なインフラです。

【国内初】「IP無線機」について

消防隊の通信手段として、新たに「IP無線機」を導入します。

IP無線に加え、署活動用無線や携帯電話としても利用でき、状況に応じて柔軟に使い分けられます。

また、国内で初めて消防隊員の位置情報を指令台や指揮支援タブレット端末、AVMに表示できるようになり、出動隊の安全管理が向上します。

さらに、現場から映像を送信できるため、指揮本部が状況を正確に把握し、迅速で的確な支援に繋がります。活動の効率化と安全性を高める、多機能な通信機器です。

「指揮支援タブレット端末」について

現場活動をより円滑に行うため、「指揮支援タブレット端末」を導入します。

この端末は、災害ごとに必要な情報をひとつにまとめて共有できるツールで、事案内容の確認や現場写真の投稿、チャットでの情報発信を簡単に行うことができます。

また、現場指揮本部と消防団の間でリアルタイムに情報を共有できるため、状況把握がこれまで以上に迅速になります。

現場活動の精度向上と隊員の安全確保に大きく貢献する、頼りになる情報共有ツールです。

「高所監視カメラ」の設置について

災害時の状況把握を目的とした「高所監視カメラ」が設置されます。カメラは高い位置から広い範囲を映し出し、火災や水害の早期発見、通報内容の確認、周辺の気象状況の把握などに役立ちます。

また、消防ヘリの要請判断や、出動体の安全情報の提供にも活用され、現場活動の迅速化と安全性向上につながります。災害対策と地域安全のため、多目的に活用される重要な設備です。

「災害一斉配信メール」について

新しい災害一斉配信メールは、これまでも災害店を表示し、災害発生場所を迅速にお知らせすることで、消防団の出動等に活用いただいてきました。

今回、当該機能を強化し、消防が管理する推理情報を表示できるようにしたことで、消防団の災害対応力の向上につながります。

お問い合わせ

消防本部 通信指令課
電話:019-622-0119

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